「おもちゃの環境、これでいいのかな?」小規模保育園の保育環境診断

こんにちは。
木のおもちゃカルテット、スタッフの佐竹です。

「園におもちゃはあるけれど、今の子どもたちに本当に合っているのかな」
「少しずつ買い足してきたけれど、一度きちんと見直したい」
「環境を良くしたい。でも、何から始めればいいのかわからない」

保育の現場で、そんな思いを抱えていませんか?
今回は、実際にカルテットへご相談いただいた、
愛知県の小規模保育園での保育環境診断をご紹介します。

大きな園だから必要なものでも、特別な問題がある園だから受けるものでもありません。

「今ある環境を、一度きちんと見直してみたい」
そんな思いから始まった事例です。

子どもたちがすごろくで遊ぶ保育室のイラスト

創設から10年。「おもちゃの環境を何とかしたい」

ご相談いただいたのは、創設から10年を迎えた小規模保育園。
園としての保育が安定してきた一方で、先生方から、

「おもちゃの環境を、そろそろきちんと見直したい」

という声が聞かれるようになっていました。
けれど、いざ見直そうとすると、

今あるおもちゃは、この年齢に合っているのか。
足りないものは何なのか。
反対に、なくてもよいものはあるのか。

限られた保育室の中で、どのように環境を整えればよいのか。
自分たちだけで判断するのは、なかなか難しいものです。

そこで、日本知育玩具協会認定の保育環境コーディネーター®が園へ伺い、
まずは先生方のお話を聞かせていただきました。

その中でご提案したのが、「保育環境診断」でした。

園の悩みのヒアリングから始まる診断ステップの図解イラスト

まず行ったのは「今あるおもちゃ」の総点検

保育環境診断では、すぐに新しいおもちゃをご提案するわけではありません。
大切なのは、まず「今の園」を知ること。

今回の園でも、現在使われているおもちゃを一つひとつ確認するところから始めました。

子どもの発達や年齢に合っているか。
遊びの環境として適切か。
今後も活かしていけるものは何か。

そうした視点から総点検し、整理・仕分けを行いました。
そのうえで、園の現状をまとめた診断資料を作成し、
これから必要となるおもちゃや環境について具体的にご提案しました。

保育環境診断では、園内の遊び環境に必要な玩具・家具などが整っているかを診断し、
現況報告書を作成します。
さらにマスタープランとして、その園に必要と考えられる玩具・家具のお見積りまでご提案します

おもちゃの総点検と仕分け・整理の流れを示す図解イラスト

小規模園だからこそ、「その園に合う環境」を

必要なおもちゃが分かったとしても、それをただ揃えればよいわけではありません。
園によって、子どもの人数も、年齢構成も、保育室の広さも違います。
特に小規模保育園では、限られた空間をどのように活かすかも大切です。
今回も、園内の生活動線や実際の保育の様子を踏まえながら、

「ここには何が必要なのか」
「どのように取り入れると子どもたちが遊びやすいのか」

先生方と相談を重ね、園に合った形へとプランを整えていきました。
そして内容をご確認いただいたうえで、おもちゃを納品しました。

保育環境診断の提案から導入・納品までの流れを示す図解イラスト

おもちゃを届けて「終わり」ではありません

新しいおもちゃが園に入ると、今度は、

「どう子どもたちに渡したらいい?」
「この遊び方でいいのかな?」
「実際に使ってみたら、こんなことが気になった」

という新しい疑問が生まれます。
そこで、おもちゃの導入後も使い方や環境についてのご相談をお受けしています。

さらに今回の園では、保育環境コーディネーターによる保育士の先生方への研修も実施しました。
物を整えるだけではなく、そこで子どもと関わる先生方が、
おもちゃの意味や子どもの発達とのつながりを理解する。
それによって、整えた環境が毎日の保育の中で活かされていきます。

先生方への研修と導入後の継続フォローを示す図解イラスト

「うちの園も、一度見てもらった方がいいのかな?」

そう思われたら、それが環境を見直すタイミングかもしれません。
保育環境診断は、
「おもちゃが足りない園」のためだけのものではありません。
むしろ、

「おもちゃはある。でも、これでいいのかわからない」
「長年使ってきた環境を、一度整理してみたい」
「先生たちから環境を見直したいという声が出てきた」
「何を買い足せばいいのか、専門家に相談したい」

そんな園にこそ、活用していただきたい診断です。

診断では、現況確認のための写真撮影、保育環境診断資料の作成、導入指示書の作成などを通して、
今の園の環境を専門的な視点から整理していきます。

そして、必要に応じて環境整備、おもちゃの導入、その後の相談や研修へとつなげていくことができます。

現行の保育環境診断では、まず写真やおもちゃ・家具のリストなどをご提出いただいて診断する方法のほか、
ご希望に応じて保育環境コーディネーターが現地へ伺うこともできます。
診断のみでの利用も可能です。

「何とかしたい」から始めて大丈夫です

今回ご紹介した園も、最初から明確な改善計画があったわけではありません。
始まりは、
「おもちゃの環境を何とかしたい。でも、どうすればいいのだろう」
という先生方の思いでした。

何が問題なのか、まだはっきり分からなくても大丈夫です。
今ある環境を一緒に確認することで、

残したいもの。
見直したいもの。
これから必要になるもの。
が少しずつ見えてきます。

「うちの園の場合はどうだろう?」
そう感じられた園長先生、保育士の皆さま。
まずは現在のお悩みをお聞かせください。

園の規模や現在の環境に合わせて、これからの保育環境づくりを一緒に考えていきます。

子どもたちのよりよい育ちを願う、保育環境整備のメッセージイラスト

「うちの園も、一度おもちゃの環境を見直してみたい」
「何から始めればいいのか相談してみたい」

そんなふうに感じられましたら、どうぞお気軽にカルテットまでお問い合わせください。

今ある環境を一緒に見つめながら、
子どもたちがより豊かに遊べる保育環境づくりへの第一歩を、
一緒に考えていけたらうれしいです。

保育環境についてのお問い合わせはこちら

保育環境診断について、詳しくはブログでご紹介しています。
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すべり台や遊具が並ぶ、おもちゃと絵本の専門店「カルテット」の店舗外観イラスト