「構成遊び」が感受性と集中力を育てる。園内研修より
こんにちは。
木のおもちゃカルテット スタッフの佐竹です。
保育環境改善プログラムに取り組まれている園にて、
オーナーむっちパパによる園内研修が行われました。
今回のテーマは「構成遊び」
研修ではカラフルで色とりどりのビーズやペグが
テーブルいっぱいに並びました。
真剣に取り組む保育士さんたちの姿からは、それぞれの遊びの面白さと
熱意が伝わってきました。

「構成遊び」って、何だろう?
色とりどりのペグをボードに刺して模様を作る。
ビーズを並べてグラデーションをつくる。
パーツをひとつひとつ組み合わせて、
自分だけの世界を形にしていく。
これが「構成遊び」です。
一見シンプルな遊びに見えますが、
その中には子どもの育ちに欠かせない力が、
ぎゅっと詰まっているのです。

色を選ぶ。配置を考える。手を動かす。
むっちパパが前に立ち、構成遊びの本質について語りかけます。
写真を見ると、先生方の目線がまっすぐむっちパパに向いている。
傍らには大きなビーズボードが並び、
カラフルなパーツがケースに整然と収まっています。
構成遊びは、
「どの色を選ぶか」
「どこに置くか」
「どんな形にしたいか」
そのすべてを、子ども自身が決めていく遊びです。
答えはひとつではありません。
だからこそ、子どもの個性と発想が、
そのままかたちになって現れるのです。
先生が、夢中になる理由
先生方は思い思いのパターンを作っていました。
お花模様。
幾何学的なグラデーション。
ハートや星の模様。
隣の人の作品をちらりと見て、
「あ、そういう発想があったか」
と気づく場面も、きっとあったことでしょう。
これは、子どもたちが遊ぶときとまったく同じです。
友だちの作品を見て刺激を受ける。
「真似してみたい」と思う。
「私はこっちの方が好き」と気づく。
構成遊びは、自分の感覚を確かめながら、
世界を広げていく遊びなのです。
先生自身が夢中になれるということは、
それだけ子どもたちにとっても豊かな遊びである、
ということの証拠でもあります。

「精確性」が、感受性を育てる
構成遊びには、もうひとつ大切な側面があります。
ペグをひとつずつ丁寧に刺す。
ビーズを列ごとに揃えて並べる。
この「ていねいに、正確に」という動作が、
指先の感覚を育て、集中力を深めていくのです。
完成した作品を手に、先生全員で笑顔の集合写真。
それぞれが掲げた作品は、どれひとつとして同じものがありませんでした。
同じ素材を使っても、こんなに違う世界が生まれる。
その多様さそのものが、
構成遊びの豊かさを物語っているようでした。

環境が、遊びをひらく
むっちパパが繰り返し伝えていること——
遊具は、置き方ひとつで子どもの遊びが変わる。
ペグやビーズが整理されてケースに入っているか。
色ごとに分けて取り出しやすくなっているか。
子どもが「やってみたい」と思える状態で、
そこにあるかどうか。
環境をデザインすることが、
保育者の大切な仕事のひとつなのだと感じます。
先生方が自分の手で作り、自分の感覚で確かめた今日の経験が、
明日の保育室に、きっと活かされることと思います。
カルテットでは、保育環境改善プログラムを通じて
全国の保育施設をサポートしています
園の状況に合わせた単回での研修・講座にも対応しております。
・園内研修
・保育士会、保育者部会研修
・乳児保育研修
・子育て支援センター向け講座
良いおもちゃと良い環境を通じて、
子どもたちがより豊かに遊び、育つためのお手伝いができれば嬉しく思います。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
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