園を越えて学び合う|保育の実践見学会を開催しました
こんにちは。
木のおもちゃカルテット、スタッフの佐竹です。
保育の実践見学会を開催しました。
見学していただいた保育施設は、長年藤田が指導と援助をしてきた保育園。
13年前の開園から、言わば「0からの立ち上げ」を支援し物的環境整備と人的環境整備をサポートしてきました。
今回見学に参加されたのは、
保育環境改善プログラム参加園
宮崎県・山口県・兵庫県の3園の園長先生・職員の皆さま。
遠く宮崎・山口・兵庫から集まり、実際の保育の様子を一緒に学ぶ一日となりました。

実際の保育を見るからこそ、わかること
午前中は、保育園で約2時間半にわたり保育を見学。
子どもたちの遊びの様子はもちろん、
おもちゃや家具の配置
子どもたちの生活や遊びの動線
保育者の声のかけ方や距離感
食事への移行
年齢ごとの遊びの広がり
育児担当制の中での子どもとの関わり
など、日々の保育をじっくりと見ていただきました。
研修や本から学んでいても、
実際にその空間に入り、子どもと保育者の姿を見ることで初めて気づくことがあります。
参加された先生からも、
「部屋の大きさや先生の声のトーンなど、現場でないと分からないことがあると気づきました」
という声がありました。また、
「子どもたちが落ち着いていて、先生方の落ち着きを見て納得しました」
という感想も。
おもちゃや家具を整えることだけではなく、
保育者自身も子どもを取り巻く大切な「人的環境」であることを、
あらためて感じる時間となりました。
見学したことを「自分たちの保育」に置き換える
見学後は、藤田を囲んで、見学と、各園の改善プログラム進捗状況についてのシェア会を行いました。
「自分たちの園ではどうだろう?」
「今できていることは何だろう?」
「これから変えていきたいことは?」
実際に見た子どもたちの姿を振り返りながら、それぞれの園での実践について語り合います。

振り返りシートには、
「今やっていることも見直しながら、みんなで共有して改善していきたい」
「子どもの発想を大切に、何を必要としているのか気づけるよう、落ち着いて子どもと関わりたい」
「現在の悩みや課題そのものが、子どもたちと共に保育者として成長していくために大切なものだと感じた」
など、これからの保育につながる言葉がたくさん綴られていました。
中には、これまで数年間取り組んできた保育を振り返り、
「この2年で少しずつ成果があったことに気づけた」
という先生も。
他園の実践を見ることは、新しい方法を知るだけでなく、
自分たちが積み重ねてきた保育の価値に気づく機会にもなります。
0歳から積み重なっていく「遊び」と「生活」
今回の見学では、乳児期から積み重ねてきた関わりが、
その後の子どもたちの姿につながっていることにも多くの先生が注目されていました。
「0歳からの積み重ねが、子どもたちの成長につながっている」
「積み木も0・1歳から遊ぶことで、その後の遊びの世界がさらに広がっていく」
「子どもを信じること、成長を急がないこと、待つこと」
こうした気づきも共有されました。
子どもの発達を理解し、
その時期に必要な遊びや生活の環境を整えながら、成長を急がず見守っていくこと。
その毎日の積み重ねが、子どもたちの豊かな遊びや主体的な姿につながっていきます。
最後はカルテットへ
午後は刈谷へ移動し、木のおもちゃカルテットも見学していただきました。
普段、園で子どもたちが遊んでいるおもちゃを実際に手に取ったり、
店内のおもちゃをご覧いただいたり。
「いつもフレンドレターで見ているカルテットのお店に来られて嬉しいです」
という嬉しいお声もいただきました。

そして最後は、全員で一日の振り返り。
宮崎、山口、神戸と離れた地域で保育環境改善プログラムに取り組んでいる先生方ですが、
園が違っても、
「もっと子どもたちにとってよい保育をつくりたい」
という思いは同じです。
実践を見て、語り合い、それぞれの園に持ち帰る。
今回の見学会が、それぞれの園で次の一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しく思います。
ご協力いただいた保育園の皆さま、
そして遠方よりご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
これからもカルテットは、
おもちゃを届けるだけでなく、子どもの発達に寄り添ったよりよい保育環境づくりを、
先生方と一緒に考え、サポートしてまいります。
園内研修その他講演のご要望がございましたらお気軽にご相談ください。


