3歳から山を走り、4歳で優勝する。─大野三兄弟と、プッキー・エイトショットの出会い。 キッズマウンテンバイクの世界
こんにちは。
木のおもちゃカルテット スタッフの佐竹です。
今日は、プッキーが手がけるキッズマウンテンバイク「エイトショット」を愛用する
大野三兄弟のことを、ぜひ皆さんにご紹介したいと思います。

土砂降りの中の、運命的な出会い。
去年の秋のことです。
愛知県瀬戸市にある「スラムパーク」で開催された、
ダウンヒルシリーズという本格的なマウンテンバイク大会。
その日はもう、見事なほどの土砂降りでした。
私たちは、プッキーの子ども用マウンテンバイク、エイトショットのテントと車両を持ち込んで
試乗体験ブースを出展していました。
「こんな雨…」などお構いなし。
この大会は日本最高峰のMTBライダーたちが集う場所。
カスタマイズを極めた車両で、真剣勝負を挑む選手たちの空気を、
わくわくしながら体感していたのです。
そのとき、ブースに近づいてきた家族がいました。
それが、大野三兄弟との最初の出会いでした。
「返さない。離さない。」── 3歳の梛くんが教えてくれたこと。
長男・嶺くん(現在小学5年生)、次男・蒼くん(同3年生)、
そして当時3歳の三男・梛くん。
ピリピリとした緊張感漂う競技会場の中で、三兄弟は和気あいあいとしていました。
場慣れ、というのでしょうか。
嬉しそうに、エイトショットの車両に興味を持ってくれたのです。
中でも私が忘れられないのが、梛くん。
ラーニングバイクを見つけた瞬間、
サスペンション付きのトレイルプロにまたがった瞬間、
水を得た魚のように、走り出しました。
砂利道も、段差も、なんのその。
ブロックタイヤとエアタイヤの組み合わせが、不整地を受け止めるので、
梛くんはどんどん自信をもって走り始めました。
「それまで使っていたストライダーは、砂利だと少し走りにくかったんです。
でもトレイルプロに乗ったら、本人も楽しそうで…」
お父さんの大野さんが、教えてくれました。
子どもが「楽しい」と感じるとき止めないであげたい。
梛くんはそのまま会場をぐるぐると走り回り、
集まった大人たちにその走りを披露し続けていました。
3歳から乗りこなし、4歳で優勝。── ギア付き16インチの話。
そんな梛くんが、この5月のMC大会(大阪・とどろみマウンテンバイクコース)で
見事優勝を果たしました。
しかも、エイトショットのラーニングバイク「トレイルプロ」と、
16インチマウンテンバイク「コーディ SL16」の2台で出場し、
ひとりで1位、2位という快挙です。
大会時は4歳になったばかりの梛くん。
3月に4歳のお誕生日を迎えたところでした。
でも、トレイルプロにもコーディ SL16にも乗りこなし始めたのは、まだ3歳のころのことなのです。

「コーディ SL16って、16インチなんですよね?3歳で乗れるものなんですか?」
そう思われる方も多いと思います。
コーディ SL16の最大の特徴は、子どもの握力に合わせた軽いタッチのブレーキ。
一般的な自転車のブレーキレバーは、子どもには正直、重すぎるものが多いのです。
でもこのマウンテンバイクは3歳の梛くんの手でも、しっかりとブレーキが引ける設計になっています。
さらに、5段ギア付き。
ギアの変速方式は、指先の軽いタッチでカチッと切り替えるトリガーシフトを採用しています。
「長男が最初に乗ったマウンテンバイクは、グリップをひねるタイプのシフターだったんです。
5歳なのに全然使えなくて。でもトリガーシフトに変えたら、すぐに乗れるようになりました。
コーディはもともとトリガーシフトで、しかも軽いタッチで変速できるので、
梛も最初からカチカチ変速を使ってました。」
大野さんのこの言葉に、設計の意味がぎゅっと詰まっていると思いませんか。
子どもが「できない」のではなく、
道具が「まだ合っていない」だけ、なのかもしれません。

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ジュニアオリンピック4連覇と、悔しい2位。兄弟それぞれの物語。
長男・嶺くんは、小学1年生から4年生まで
ジュニアオリンピックカップで4年連続優勝という輝かしい実績を持つライダーです。
クロスカントリーとダウンヒルの両方に挑み、
今年8月のジュニアオリンピックに向けて、いま調整の真っ只中。
去年秋からの相棒は、エイトショットのコーディ275ディスク。
「プッシュした瞬間、自分の体が置いていかれそうなくらい加速する」
と大野さんが語ったこの1台は、
MMC小学生部門優勝、MTBチャレンジ優勝、
3時間耐久レース優勝という実績を、すでに積み重ねています。
次男・蒼くんは、ダウンヒル一筋のスペシャリスト。
小学1・2年生のころはダウンヒルシリーズで全勝。
ところが3年生になった最初の大会で、初めて2位という結果になりました。
「悔しさをバネに、次の大会では優勝できるように頑張るって言ってます」
静かな、でも力強いお父さんの言葉。
そこに宿っている悔しさと、次への意志が、じわりと伝わってきます。
蒼くんの新しい相棒は、フルサスペンションモデルのグルート246。
「ノーマル状態でもめちゃくちゃ走りやすい」と本人が太鼓判を押したこのバイクで、
次のレースに向けて着々と準備が進んでいます。

▷嶺くん愛用 コーディ 275 ディスク(PUE7053)の詳細はこちら

▷蒼くん愛用 フルサスペンションモデルのグルート246
※商品ページは現在準備中です。
マウンテンバイクは、「子育て」だった。
「自分自身は自転車と全く縁がなかったんですよ。
長男がやりたいって言うから、付き添いで一緒に始めたんです」
そう笑いながら話してくれた大野さん。
子どもと一緒にスポーツをするのが、ずっと夢だったと言います。
いまでは三兄弟に置いていかれそうになりながら、
それでも一緒に山を駆けているお父さんがいる。
そしてその山には、年齢も経験も違う大人たちが混ざり合い、
子どもたちにアドバイスをくれている。
「人に育ててもらえる環境がある」
大野三兄弟の姿を見ながら、私はそう感じていました。
自然は嘘をつきません。
雨が降れば地面は荒れるし、岩や木の根があれば転びそうになります。
自然と向き合い、地面と向き合い、乗り越えた笑顔が、三兄弟を日々たくましくしているのだと思うのです。
「1歳から山に入れるように」
エイトショット、そしてプッキーが大切にしているテーマがあります。
「1歳から山に入れるように。」
実際に梛くんは3歳でコーディ SL16に乗り、大会で優勝しています。
嶺くんは4年連続ジュニアオリンピック王者。
蒼くんは次の山を目指して、今日も走っています。
大野三兄弟の物語は、まだまだ始まったばかりです。
ライブ配信をご覧になり、ぜひ一緒に応援してください。
6月11日(木)、Facebookライブを行いました。
マウンテンバイクに挑戦する大野三兄弟のパパ・大野剛史さんと、
プッキー日本総代理店・カルテットオーナーのむっちパパこと藤田篤が、
「親子で楽しむマウンテンバイクの世界」についてたっぷり語り合っています。
三兄弟の走りの動画も盛りだくさん。
ぜひアーカイブでご覧ください。


